2020年の週末開発ふりかえり

今年ももう終わっちゃうんですね。毎年振り返りをしている のを思い出したので、今年もやっておきます。

あいこんくらぶの店じまい

ドット絵投稿・公開サービス「あいこんくらぶ」を2020/03/01に店じまいしたのでした。それなりに長いこと(3~4年くらい?)運営していたので愛着もあったのですが、管理コストなどを考えてこのようになりました。

Twitterのモーメントに、これまで頑張って宣伝してきた様子とかが残っています。今見ると結構機能もりだくさんだったんだな~となります。

twitter.com

これまでに投稿された作品の一部は、#あいこんくらぶ でも見ることができます。

最終的に、公開/非公開のドット絵を合わせてそれなりの数になっていました。みなさんのドット絵ライフの充実に役立てていたらうれしいです。

ウェブサービスをはじめて店じまいして一番困っているのは、ドメインいつまで持っていようかな問題です。当分は iconclub.jp を保有しているつもりですが、 お金もかかるので難しい。。。 ということで、これから生み出されるかもしれないコンテンツはすべて garakuta-toolbox.com ドメインサブドメインという形で提供していこうと思います。

みんなでつくるダンジョンの開発をひきつづき

開発ペースは落とし気味ではありますが、ひきつづきみんなでつくるダンジョンの開発をしていました。

dungeon.garakuta-toolbox.com

ぜんぜんマップが増えない!という課題があります。一般的なマップエディタと操作性が異なることや、オートタイル系が活躍しそうなマップ作りが大変という事情も 要因の一つと思うので、来年は、マップをつくりやすくする方向のリリースをいくつかしていきたいなと思っています。みんなつかってくれよな!

ぴこぴよv2のリリース

もともとぴこぴよは「あいこんくらぶ」のシステムを流用して作られています。あいこんくらぶの店じまいにあたり、ぴこぴよの機能だけを切り出して 運用していましたが、そろそろシステムを運用しやすいように作り直したいなということで、ぴこぴよ2をリリースしました。 (あと、React触っておきたい~とか、サーバレスなアプリケーションをつくってみたいという技術的興味に対してお手頃な規模感のアプリだったという事情もあります。 フロントはReact、バックエンドはAWS Lambdaをつかって運用しています。)

picopiyo.garakuta-toolbox.com

初代ぴこぴよのリリース時は「Twitter投稿時に、透明ピクセルが存在するとPNG画像がJPEGに圧縮されずに表示される」という特性を利用して、 ドット絵がきれいに投稿できるというアプリでしたが、Twitterの画像圧縮まわりのアルゴリズムも変わり、いまとなってはぴこぴよの存在意義もかなり薄れたなと思っています。

ただ、手軽にドット絵をブラウザ上で加工して投稿できるという利便性はまあまあ有用かもという気持ち(いまのところ)なので、当面は維持運用していこうかなと思っています。

自分用ライブラリを切り出してオープンソースにする業

自分のプロダクトに使うための各種ライブラリは、なるべくオープンソースにしていこうという雰囲気で活動していました。これは、自分のプロダクトが万が一 おしまいになってしまっても、付随する開発を無駄にしない(=アウトプットが0にならない)という戦略に基づくものです。去年からこのようにふるまっていますが、 今年もなるべくこのようにしてきました。

そのほか

みんなでつくるダンジョンは、以下のウェブサービスの2D版です。

もともと、つぶやきのようなウェブサービスをずっと作りたいなと思っていたのですが、やっぱり3Dも扱いたいな~と思い、WebGL触ってみたりなど していました。

あとがき

去年書いた振り返り の「来年はなにやるの?」に書いたことをあまりできてないじゃん!って思いましたが、そういうこともあります。ただ、去年の振り返りにも書いた「ここ最近の3Dの世界にはそこはかとないあこがれがあるので」 というのはずっと持っているお気持ちなので(そういう背景があってWebGL触り始めたというのもある)、ちまちまとそういう知識も入れていこうというのは引き続きの目標です。 一方で、3Dモデリングの世界は、モデリング以外の技術(キャラクターデザインとかとか)に関心が向かず、長続きしないので、あきらめかけている感じ。でも自分のアバターはほしいな~う~ん。

あと、自分の作品をなにかのイベントにだしたい~という気持ちもちょっとあります。これはずっとそういう気持ちを持っているのですが、中の人はとてもシャイなひとなので、 なかなか一歩が踏み出せない~みたいなところがあります。

今年は世情のあれこれもあって、わたしもずいぶんと翻弄されてしまいましたが、来年もひきつづき楽しく開発していきたいな~と思っています。

ではでは。