デスクの高さを微調整したくて電動昇降デスクを買った
いろいろあって電動昇降デスクを買ったときの記録です。
何で買ったの?
以前まで使っていたデスクは、JOIFAも推奨している 一般的な机の高さ72cmよりちょっと高い程度、かつ奥行きも60cmある「ふつう」の大きさのデスクでした。
しかしながら、私の身長や座高を考慮すると、キーボード入力作業をするにはちょっと高さが高いな~と感じていました。それじゃあキーボードトレーを導入してみようかといろいろ検索してみていました。
こういうやつ。
でも、手持ちの机は天板の下にスチールの梁があるので、キーボードトレーを取り付けるスペースが天板の底に存在しなかったのでした。じゃあもういっそ机の高さが自由に変えられればいいんじゃない?という気持ちになり、 電動昇降デスクを買ってみることにしてみました。
何を買ったの?
オフィスコムさんが販売している「パブロ2」を購入してみました。
購入のポイントは以下の通り。
- 万が一不良品を引いたときのスムーズなサポートが期待できそうな販売元で購入したい
- (私はネット通販で不良品を引く率が高いほうなので、何かあったときにさっさと解決できることを重要視しがちになっています。)
- 天板までの高さが65cm程度まで下がること
- キーボード入力作業にはやや低い高さがいいなと思っていたので
- もっと安い電動昇降デスクだと、最小高さが70cm~だったりするので注意が必要。たかが数センチ、されど数センチ。
- 配送が軒先渡しであること
- もともとほかに購入しようと思っていたデスクは車上渡し(トラックから玄関まで運ばないといけない)で、かつ集合住宅住まいなので、ひとりで運べる自信がなかったため
- 高価すぎないこと
- 電動昇降デスクの必要性に疑問があったので、失敗したときのリスクを減らしたかった
- 可動部があると寿命が気になるところなので、高価なデスクを買って思ったより早く壊れちゃったときに悲しい気持ちになりそうだなと思ったので
- (じぶんは一つのものを長く使いたいタイプの人間なので、保証や修理サービスが充実していれば、高価なデスクを試してみたいかも)
組み立てはどうだったの?
オフィスコムのウェブサイトで購入すると追加料金を支払うことで組み立てオプションを利用できますが、私は(セールだったこともあり)Amazon経由で購入したので自分で組み立てる必要があります。 天板, 脚(電動リニアアクチュエータ), その他フレーム部材の3つの箱に梱包された部品が宅配でやってくるのですが、これがもうめちゃ重たい。
ひとりで組み立てられるの?という点については、ぎりぎりなんとかなった感じでした。私は力持ちとは対極にいる類の人間だし、背もそんなに高くないので、 成人男性ならまあ何とかなるかなくらいの雰囲気だと思います。でも、パーツひとつの重量もけっこうあるし、ひとりで組み立てるのにはそれなりに危険もあるので 二人以上で組み立てるに越したことはないと思います。天板幅120cmの組み立てでぎりぎりだったので、140cmのほうを買ったときはたぶんひとりじゃ組み立て厳しいかもという印象。
組み立てスペースを広めに確保しておくことをおすすめしたいです。狭い部屋だと組み立てにけっこう難儀するかも。
説明書の手順通りに組み立てるのではなく、脚フレームを設置場所に運んでから天板を頑張って取り付けるのがポイントだと思います。
一部のパーツがなかなか取りつかずだいぶ苦戦しました。脚とフレームを押し込んで固定するのですが、どう頑張っても入らない。。。 結局サポートの窓口にも連絡をしてアドバイスをいただきながら、左右のパーツを入れ替えたり、プラスチックハンマーでたたき入れるという力技でなんとか事なきを得ました。
パーツの個体差によっては組み立てにだいぶ苦戦する印象があるので、組み立てサポートを利用すればよかった~という感想です。
完成したときのようすがこちら。
かんぺきっ!ケーブルぐちゃぐちゃなのでケーブルトレーとかととのえないと〜 pic.twitter.com/RxpS1Clda5
— ぴよっぴ (@piyorinpa) December 4, 2021
快適に昇降させるために買ったもの
机の上から伸びたコード類に気を付けないと、昇降時にコードが切れたり机の上に載せたあれやこれやが落下したりする事故が発生しそうです。というわけで、以下の品物を買いました。
見た目以上にデカくてゴツいつくりですが、幅120cmの天板にはぴったりサイズです。このトレーに載せた延長コードから電源を取るように結線することで、デスクから伸びる電源コードを1本にする作戦。
蛇腹のホースに切り込みが入っていて、ケーブルをどんどん押し込めるタイプのケーブルまとめるパーツです。机の天板から床に伸びるケーブルたちをこれでまとめる作戦。けっこうらくちんにまとめられました。
こういうファスナータイプの結束用品を買っておくと結構便利です。100円ショップでも売ってます。
頑張ってケーブリングした結果がこんなかんじ。
とにかく机から伸びるケーブルを如何に減らすかを考えると、ストレスなく昇降させることができます。私の場合はデスクトップPCを床置きしている関係から いろいろなケーブルが伸びがちですが、ラップトップPCをデスクに載せて使っている方ならケーブリングの難易度はそこまででもない印象です。
動きはどんなかんじ?
- 脚ごとに1つずつモータが付いてるタイプのようで、昇降スピードはそれなりにはやい。66cm -> 90cm まで10秒もかからないくらいなイメージでよい
- 動作音は概ね静か。モータの始動時だけ「ゴトっ」という音が鳴るのがやや気になってたりしている
- それなりの大きさの天板が上下するので迫力がある
まあまあ満足~というかんじでした。私自身が音に敏感なのもあり、モーターの始動音だけどうにかなれば完璧~というかんじです。
使ってみてどうなのよ
- 机の高さが自由に変えられるので、着座して作業するときも高さを微調整できていい
- 工作するとき / キーボード入力作業のとき / 立ち作業のとき の3ポジションを登録している
- 立ったり座ったりしながら作業すると集中力が維持しやすいかもしれない(まだあまりよくわかってない)けど、腰の具合がよくなったなどの実感はあまりない
- 立ち作業のときは足の裏に刺激がほしくなるので、足マッサージ踏板みたいなやつがほしくなった
今のところ買ってよかったかなと思っています。あとは可動部の寿命がどれくらいなのか~次第かなというきもち。もうちょっと様子を見てみたいなと思っています。
ひさびさの家具購入でちょっとたのしかったというお話でした。ではでは~